脳神経外科

NEUROSURGERY

脳神経外科学会専門医が
安心の診療を提供します

当院の脳神経外科は、日本脳神経外科学会の専門医が在籍し、安心・安全な診療を提供しています。頭部外傷や脳卒中、脳腫瘍など、脳に関わる幅広い疾患に対応いたします。

このような症状でお困りではありませんか?

  • 手足がふるえる
  • 頭が痛い
  • 歩く時にふらつく、歩きにくい
  • 手足に力が入りにくい
  • もの忘れが気になる
  • 言葉が喋りにくい
  • めまいがする
  • ものが二重にみえる
  • 手足がしびれる
  • 意識がなくなる 

など

このような症状に心当たりがあれば、受診することをお勧めします。

よくられる代表的な疾患

  • 脳腫瘍

    脳腫瘍は、頭蓋骨の中にできる腫瘍の総称で、脳内の細胞から直接発生する”原発性脳腫瘍”と、他の部位のがんが転移した”転移性脳腫瘍”に分かれます。原発性脳腫瘍は良性と悪性に分類されます。
    脳腫瘍の症状は、腫瘍の大きさ、位置、進行速度などによって異なりますが、頭痛、嘔吐、意識障害が共通した症状です。また、腫瘍の発生部位によって、片麻痺、感覚障害、言語障害、視野障害、てんかん発作など、多彩な神経症状が現れます。
    ほとんどの脳腫瘍の原因は不明ですが、まれに遺伝的要因が関与することもあります。

  • 脳出血

    脳出血は、脳の細い血管が裂けて、脳の組織の中に直接出血することで発症します。前触れ症状はほとんどなく、ある日突然に起こるのが特徴です。出血した血液は血腫という塊をつくり、直接的に脳細胞を破壊したり、周囲の脳組織を圧迫したりして、突然の激しい頭痛と嘔吐、意識障害などの症状を引き起こします。血腫の部位によって、片麻痺や言語障害、その他の局所神経症状を呈することもあります。

  • 脳挫傷

    頭部に強い外力が加わることで脳そのものに傷(挫傷)ができた状態です。挫傷した脳には、脳の腫れ(浮腫)や出血が出現し、数時間から数日間の経過で浮腫や出血が広がることがあります。その場合、開頭減圧術や血腫除去術などの外科的治療が必要になることがあります。 症状は外傷の程度によって異なりますが、意識障害、頭痛、めまい、嘔吐、記憶障害、見当識障害などが代表的です。重症例では、昏睡状態や瞳孔不同、片麻痺などが見られることもあります。

  • クモ膜下出血

    クモ膜下出血は、脳動脈瘤の破裂によって引き起こされる重篤な病態です。発症すると、激しい頭痛や吐き気・嘔吐を生じることが特徴です。頭痛は後頭部に強く、安静にしていても改善しません。出血量が多い場合は脳が圧迫されることで意識を失うことも多く、手術などの治療によって救命できた場合でも、後遺症が残るリスクは高い傾向にあります。

  • 硬膜下血腫

    慢性硬膜下血腫は、高齢者に多く、ほとんどが頭部外傷によるものです。ただ、脳の損傷が強くなくても、頭部に大きな力がかかって脳の表面の血管が傷つき、急性硬膜下血腫をきたすこともあります。 症状はゆるやかに進行することが多く、頭痛、認知機能の低下、片麻痺、歩行障害などが見られます。

  • 正常圧水頭症

    正常圧水頭症は、脳脊髄液の循環障害により発症する疾患です。脳は頭蓋骨の中に収まっていますが、骨と脳の間にはクッションとなる脳脊髄液が存在します。この脳脊髄液は脳室で常に作られ入れ替わっていますが、何らかの要因で吸収されなくなると脳室が拡大し、脳を圧迫します。すると、歩行障害、認知機能低下、尿失禁を引き起こしてしまうのです。これらの症状は緩やかに進行し、日常生活動作(ADL)の低下につながります。

治療について

脳神経外科医療専門医による丁寧な治療

深沢不動なかむら脳神経外科内科では、脳神経学会認定専門医が治療に携わり、患者様の症状を総合的に評価し、最適な治療を行うよう心掛けています。個々の患者に適した医療を提供し、頭痛や手足のしびれ、記憶力低下など、それぞれの症状に適切に対応しています。また当院は、片頭痛の注射治療にも対応しております。気になる方は、お気軽にご相談下さい。

MRI検査・脳ドックについて

MRI検査は、近隣の適切な施設での実施をお願いしております。
ご希望される場合はお申し出ください。お電話での予約必須となります。